研究者の道

どうやらこの二週間やっていた地味なチェックは
今後の計算に使いものにならないコンベンションに過ぎないことが分かった。
ということで二週間前の段階に戻る。

こんなことをやっているとどうもRiemann面を思わずにはいられない。
自分の研究の道程は解析関数のRiemann面上のpath。
壁や問題点はその解析関数のsingular point。
自分の身近なところはよく分かっているつもりになっているが
特異点は見つけたらぐるぐる回って調べるしかない。
今回の問題はどうやら何周かして戻ってくるような特異点だったのだろう。
しかし、「前進」はしている。
そのsingularな部分の性質が分かったわけだから。
もちろんnontrivialな特異点にぶつかってぐるぐるまわっているうちに
視界が開けて誰も見たことのない広い世界に到達するかもしれない。
逆にessential singuralityにぶつかったら非常に危険だ。
どんな値も取れるから予想もできない。
しかしいずれにせよ、
研究者のpathを歩こうとするなら特異点を避けて歩くことはできまい。
正則なところだけを歩こうとするならpathはunipueに決まってしまっている。
人生だってそう言えるかもしれない。
特異点から逃れてきれいなところだけ歩こうとしたらbranchなんか存在しない。
そのとき、もう歩く道はただ一つに決まってしまっている、かもしれない・・・


ヘンなことを考えるようになった。

地味な

作業続く。もう少しで霧が晴れそうな気もする。

mathematica

の威力抜群。
はっきり言って手計算でやるよりもはるかに信頼性がある気がしてくる今日この頃。
数時間かけて合わない冪展開の式がmathematicaで式書いて実行すると一瞬で出てしまう。
結果がでてくるとうれしい反面、なんか達成感に乏しい。
もちろん手計算でも確かめたいのは山々だが、その作業はpriorityが低い。
他に理解すべき事柄が山積みなので、先を急ぐより他はない。

比較的

順調。しかしまだ安心できる状態ではない。
夜は回るおすし。1,077円分食べた。
寿司を東京のお店で食べるのは、
おじさんに連れて行ってもらった時以来か。

再び理研

に行ってくる。zamolodchikovのLiouville theory revisted.
会場にはS氏,K君もまたいた。kaわい光る氏も今日はきていた。
今日はquantumでOPEのclebsch-gordan係数を求めていた。
経路積分でOPEで求めた相関関数のpoleの情報をcheckするには
0 modeだけをみればよいようだ（どっちも発散しているから。）
帰りにSずき博さんに名前をうかがっておいた。
来るアリューシャのセミナーはどうなるのか。「楽しみ」だ。

理研

に行ってくる。zamolodchikovのLiouvilleの話。
会場にはS氏,K君もいた。
今日はclassicalな話だけであった。
3点関数を求めていたのだが、なにがポイントなのか
よく分からなかった。
帰りにkしもとさんに軽く挨拶しておいた。
来るSFTの研究会はどうなるのか。楽しみだ。

つまらぬこと

でつまづいている。
昔から気になっていたことではあるが、
その度ごとにテキトーにあしらってきたのだが、
再び眼前に現れてきてしまった。
やっぱりちゃんと理解しないとだめですね。
でもちょっとずつ理解の進歩はしている気がする。

ビアパーティー

が寮で行われる。肉がおいしかった。
パワプロで旧交を温める。
日曜はお出かけ＆N君電話相談＆会計監査。
完全offをやってのける。