しゅーいちといっしょ♪

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Tuesday, January 30, 2007

閉寮説明会

に行く。(そのため今日のストリングセミナーは
お休みになってしまった。)
前々日にアンケートを採ってその意見を前日に渡していたので、
豊島寮みんなの意見、気持ちが実を結んだ結果と
言ってよいだろう。
閉寮の理由は「本郷五寮移転計画」なるものが
僕らの先代のうちに交わされていたらしく、
豊島、白金寮同時進行になったようだ。
やはり設備の老朽化もあって修繕費用とかを
考えると寮をreformした方がよい、といっていた。
(外壁はそのまま使う、みたいなことをいっていた。)
同意書のやり方とは裏腹に、こちら側のことをちゃんと
考えながら閉寮に至った経緯を話してくれたし、
質問にも丁寧に受け答えしてくれたので、
ほっと一安心、といったところである。
(その後寮生と一緒にご飯を食べたが、そのとき
強硬姿勢でくることも想定していたらしく安心した、
と僕と同じ感想を持っていた。)
閉寮はほぼ確実だが、まだ時期とか寮費とかも試案の
段階だから確定した意見は言えないそうだ。
成り行きを見守るしかなさそうである。

それはそうと、今日サロンで修論用に論文をコピろうとしたら、
Kさんに「おまえそれほんとに読むのか。」と苦言を呈された。
「手元に置いとけば暇なとき読みますよね。」
と言ったが最後、焼き討ちが始まる。(以下会話の一部抜粋。)
K「そんなのぜってー読む訳ねーだろ。」
K「それ国民のお金ですってんだぞ。血税だ。」
Shu「いやー、あのですね...」
Nやまさんも乱入してきて「小人(こびと)が読むんでしょ。」
N「睡眠学習。」
K「小鳥が来て読んでくのかよ。」
Shu「ちゅん、ちゅん」
とりあえずのってぼけてみた。
ほかにもいろいろな人がきて便乗意見してくる。
四面楚歌とはこのことをいうのであろう。弁明しても矢継ぎ早に反論がなされる。
みなさん弱者をいたぶるのがお好きなようです。
その後Kやまさんも乱入して僕の研究方向をめぐって
いろいろな議論が飛び交う。
なかなか皆さんの意見はするどく、ちょっとでも変なことを
言おうものなら容赦なく攻め込まれてしまう。
それでもなんとなくだが、参考になった気がする。
この時期は何をしたらよいか迷う時期ではあると思うので、
いずれにせよいろいろな意見を聞けて良かったと思う。

Friday, January 26, 2007

pるちん

発表終わる。今日の内容は、高次元スピノールの話であった。
d=0(mod 4)でスピノールと共役スピノールのカイラリティが
逆になることがわかったのだが、
その物理的な意味を聞かれて回答に窮した。
masslessな場合、カイラリティーとヘリシティーは同義だと
思うのだが、その場合、ニュートリノのヘリシティーは
保存しない気がするのだが。
(そうすると、ここからニュートリノがmassiveだと
言えたりしないのだろうか。)
"まゆつば"な気がするのでチェック項目である。

先日共同の風呂場で、物理から哲学的な話まで
1時間半ほどいろんな友達やらそこに来た人やらでしゃべった。
そのまえには、2時間ほど工学部の友達に場の演算子や
第二量子化についてしゃべった。
こういう機会があることが寮生の最大のメリットの一つだと思う。
それがどうやらこの寮は1年後には廃止して、
新しく作る寮のほうに(運がいい人は)移れる方向で検討されている、
ということを先日聞き、かなりがっかりである。
そもそも、なんでそんなことをするのか大学側から何の理由も
聞いていない。
むしろ新しい寮を作ったら、経済的に恵まれていない学生を
さらに入れればよいと思うのだが。
古いものには古いものなりに良さがある。
川原の石が次第に丸くなるように、不備が少しずつ改善され、
皆が暮らしやすいsystemが長い年月をかけて蓄積されているのである。
それが新しいものを作ったら、また一から出直さなくてはならない、
ということを分かっていっているのだろうか。
壊す必要がどこにあるのか。
(天井にアスベストでも吹き付けられているのだろうか。←勘)
お粗末な官僚主義を貫こうとしているのであれば糾弾ものである。
理由を待つことにしよう。

Tuesday, January 16, 2007

string seminar

の発表終わる。本日のセミナーは、これまでやってきた中で最長の
四時間半という長丁場であった。
内容は、Chap13のbosonaizationの13.2まで終了。
bosonizationは必須なのか、見やすい形式なだけなのか?
という問いにまだ明確に答えるだけの理解はできていないが、
これまでの内容の総復習ができる内容であったし、
かつghostのpicture changingという考え方も(一応)理解できて、
これまでの発表のうちわりかしうまく発表できた方であったと思う。
(もちろんボロは数カ所出たが。)
セミナーが終わった頃は、完全燃焼した感があったが、
みんなでご飯を食べて休んでいたら回復した。
来週は13.3からである。滑り出しは順調だ。

Saturday, January 13, 2007

昨日

「鍋」なるものを豊島寮の先輩の部屋でやる。名目は新年会。
その前日風呂で偶然その先輩に会い、鍋に誘われたためだ。
鍋なんて一人暮らしではなかなかやる機会がないので行ってみたのだが、
海鮮鍋で非常においしかった。
肉の脂身を気にしなくて食べられる、というのは僕にとって安心材料なのだ。

ところでその場には、(やはり?)OLなる者たちが二人いた。
ちなみに僕はその人たちと初対面で、自己紹介をしていると、
あの流れが出てきた。そう、「名前の漢字当てクイズ」である。
「せいこ」という人がいて、「せい」の字を当てろ、
という文脈になった。(にした?)
画数は16画で、小学校で習う字である、などヒントを出されながら話をつなぐ。
他に、好きな女子アナウンサーは、みたいなことを聞かれたので、
「注目してたのは、あの、夜のニュース番組に出てくる、うー、
松下クリスティーン?」
とうっかりいつもの天然ぼけが出てしまった。(名詞系は弱い。)
「それ、滝川クリステルじゃん。」「全然つながんねーよ。」
なる突っ込みが即入り、よく分からぬ笑いに場が包まれた。
自分もあまりの違いにうけた。
(ちなみに、上記のアナウンサーを僕は別に好きとは言ってません。)
一応自分がどんなことをやっているか聞かれたので、
自然科学に親しみを持つ女性を増やそうと、僕のやっていることを
相手が理解できる言葉を考えながら丁寧に説明した。
流れで、鍋に敷く新聞紙があったので、
「新聞の文字を虫眼鏡でみると、小さな点々からできていますよね。
僕のやっている研究は、そういう虫眼鏡を持つ感じです。」
というと、「あー」というなんとなくわかってくれたような返答が得られた。
こんな感じの漫談を行いながら夜は更けていったのであった。

ちなみに今週の火曜は例のセミナーの発表である。遅れを取り戻さなくてはなるまい。

Tuesday, January 09, 2007

string seminar

再開。本日の内容は、SCFT(super conformal field theory)。
特に議論が飛び交う箇所もなく終了。
本によれば、n=3のSUSYは、stringではあまり興味がもたれていない、
とかかれていた。
これはspace-time SUSYとの関連がないからなのだろうか。
来週の内容はbosonization。
今度は自分が発表の番である。新年早々発表で追われる日々となりそうだ。

Sunday, January 07, 2007

あけまして

おめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

(小学校のときはいつもこのフレーズから年賀状を書いてました。)

みなさん冬休みはいかがお過ごしになったでしょうか。
「長旅」の疲れは癒えたでしょうか。(おまえは誰だ?)
道中先は長いです。挫けずに頑張っていきましょう。

僕にとっては、今年の冬休みは結構大きな収穫、発見がありました。
この収穫は、物理や数学とは別な事柄(強いていえば、経済思想)なのですが、
久方ぶりに、学問的なことで、うれしい驚きと静かな寂しさを覚えました。
(こういう感情をambivalentな感情、というのでしょうか。)
まだこのことを詳しく書く気はないので(あまりに勉強不足!)、
詳細を書くかは、この方面をもっと勉強してから考えようと思います。